ワクチンの普及に伴い、流行が収束するのは時間の問題と考え、リラックスし始めている国も多いですね。特に米国では、かつて非常に感染が深刻だった多くの地域でも徐々に解禁され、全面的に正常な状態へと戻りつつあります。
もちろんこれは非常に良いことですが、しかし、実際のところ、人類が楽観的になれるにはまだほど遠いのです。例え一部の地域では流行の勢いが落ち着いていようと、しかし、ワクチンというのは、万能薬ではありません。
香港の民主派紙「蘋果日報（アップルデイリー）」は24日付の新聞発行を最後に廃刊に追い込まれました。このことは想定内と言えます。というのも、香港人の抗争スローガンが最初の「香港人、頑張れ」から「香港人、反抗」、そして「香港人、復讐」、ついに最後には今日の「香港人、ご自愛を」となっています。香港という「東洋の真珠」が完全に破壊され、かつての輝きを徹底的に失いました。今まさに暗黒の深淵へと滑り落ちようとしています。アップルデイリーの身に起きたことは、その過程の中の、避けられない部分に過ぎません。
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